昨朝は濃霧でした。裏山が見えないほどでした。
でも、暖かい一日でした。
土曜日は留守のお家が少ないのではないかと思い、農林業センサスの調査訪問で地区を歩いて回りました。
これで、農林業センサスについての記事は3度目になりますが、農林業センサスは何なのかを説明していませんでした。
農林水産省では、農林業・農山村の現状と変化を的確に捉え、きめ細かな農林行政を推進するために、5年ごとに農林業を営んでいるすべての農家、林家や法人を対象に調査を実施しております。 (農林水産省Webサイトから引用)
調査員は、台帳に載っている家を訪問して、農林業の状況を聞き取りします。
基準に達していなければそれで終わりです。
基準に達しているお家には質問票をお渡しします。冊子になっていて、質問項目が多いです。
後日、質問票の回収に行きます。
昨日は、午前、午後と回って、夕方にもう一度留守宅を回りました。
結果、7軒がお留守で残ってしまいました。
来週、また回りたいと思います。
訪問した時に自分の名前を言いますが、40年近く故郷を離れていた私のことを知らない人がおられます。お年寄りには、屋号を言えば分かってもらえるという感じでした。
まだまだ屋号が通用する田舎です。
一日中歩いて、いい運動になりました。
昨晩は、農林業の団体の会議に行ってきました。会場の林業センターへ自転車で行きました。
3年前から支部常任委員をしています。
会議の内容は、3月に開催される支部定期大会(総会)の打ち合わせでした。
一日中、農林業に関係する用事でしたが、農林業の未来はつくづく厳しいなと思います。
米や野菜の販売収入はほとんどなく、自給自足のために作物を作っている人が多いです。
中には、趣味や健康のために耕作をされている方もおられますが、耕作放棄地も多いです。
農地にはいろいろと制約があって、売るに売れない、買う人もいないというのが現状です。
また、農地や山林の資産価値がかつての1/100以下になったことが、農林業の衰退を如実に表していると思います。
例えば、日経平均が1/100になれば、大騒ぎになって日本の経済が崩壊すると思うのですが。
山林や田畑は、環境や災害に与える影響が大きいですが、誰も世話をしない、管理しない時代になりつつあります。
森林環境税の導入も言われていますが、やはり、山林、田畑から収益が上がる、資産価値が上がるような状況にならないと何も変わらないと思います。
室温効果ガス削減にリンクするかたちで、農林業にとって何かよい施策が出てくることを期待しています。
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