昨夕、車を運転している時に、断片的にニュースが耳に入りました。「パンプキン詐欺に注意」と聞こえ、「パンプキン詐欺」ってハロウィンに関係するのかなと直感的に思いました。
歳のせいか、先入観、思い込みでそのように聞こえてしまったようです。

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よく聞くと「還付金詐欺」でした。消費税が10%に上がるこの時期に増えているそうです。
歳のせいか、先入観、思い込みでそのように聞こえてしまったようです。
昨晩、TVで昭和生まれと平成生まれに分かれて回答するクイズ番組をやっていました。
最初の問題が、「枝豆がもっと育つと何になる?」でしたが、知らない人が多くて驚きました。
この番組では、昭和生まれが知っているであろう問題が中心で、平成生まれが知らないようなものを出題していますが、逆に平成生まれが知っていて、昭和生まれが知らないこともたくさんあるだろうなと思います。
大学生の頃、考古学や民俗学がブームになっていました。民俗学では、柳田國男、折口信夫などが有名で、通過儀礼(成人儀礼)や年中行事(農耕儀礼)をテーマに研究している学生がけっこういました。
ある時、民俗学ゼミの学生が、「農耕儀礼がなぜ生まれたのか分からない。」というようなことを言っていました。その学生が言うには、「お米は、春に田植えをして、秋に稲刈りをするだけなのに、なぜ神への祈りや感謝が生まれたのか。」ということでした。
彼は都会育ちで、稲作の苦労を知らないようでした。
最近、小学校でサツマイモや米を栽培しているようですが、小学生がかかわるのは、植える時と収穫の時だけの場合が多いそうです。水やり、追肥、草むしりなどの作業は、地域のボランティアの人たちが、小学生の知らないうちにやってくれています。
たぶん、農業って簡単だと思う人間が増えるのではないかと思います。
でも、そんなことを考えているのは、昭和生まれの古い人間で、これからは農業のAI化によって、本当に簡単になるのかもしれませんね。
野菜は工場で作られ、シカやイノシシの心配をしなくてもいいようになるんでしょうね。

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