今日は京都市に飲みに行く予定でしたが、新型コロナウィルスが怖いので、行くのを中止しました。


 図書館の返却日まで日数があったのですが、読み出したら止まらなくて一気に読み切ってしまいました。

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 「ライオンのおやつ」 小川  糸 著






 あらすじは、複雑、奇抜ではなく、とてもシンプルです。

 余命宣告を受けた主人公が、瀬戸内海の島のホスピスに入所してから亡くなるまでの1か月を描いています。


 ホスピスや島での人との出会いの中で、どのように死に向き合うかという話です。


 早かれ遅かれすべての人に訪れる死、また親しい人の死に接するなど、死はとても身近なテーマです。


 小説はフィックションと言いながらも、作者の経験や知識がベースになっていると思います。
 しかし、自らの死を経験として書くことはできません。


 著者の想像力と表現力、才能に感服しています。


 死という鏡に映して生を見つめる切なさや人の優しさを感じさせてくれる作品です。


 今年の本屋大賞にノミネートされています。
 まだ、数冊しか読んでいませんが、私の中では「ライオンのおやつ」が本屋大賞に一番近い作品です。




 さて、今朝のNHKの連続テレビ小説『スカーレット』ですが、話が予想していたストーリーとかけ離れてきたような気がします。


 予想というより、主人公のモデルになった方が他局の番組で話されていた人生と違うような気がします。


 朝ドラでは、なぜ離婚したのか分かりません。穴窯や主人公の才能が離婚の理由になるとは思えません。
 やはり、NHKの朝ドラで不倫はまずいのでしょうね。


 しかし、このドラマのセットや服装が懐かしいです。
 私の家も昔は土間にかまど(おくどさん)がありました。それがプロパンガスのコンロになり、土間にテーブルを置いてダイニングになりました。冷蔵庫、炊飯器、瞬間湯沸かし器など、少しずつ便利になりました。


 また、私も学生の頃、ラグジャーを着ていました。ビリヤードも流行っていました。


 ドラマの中のセットが徐々に変化していくのを見ているだけで、昭和を懐かしく思い出します。


 このドラマは、最後にどのような終わり方をするのか楽しみです。

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