蕗(ふき)のとうがいっせいに顔を出しました。
 暖冬のせいで、やはり例年より早いです。

P_20200224_162950 

 すぐに20~30個見つけることができました。

P_20200224_162938

 家の周りのいろんな場所に蕗が生えています。



 先週の土曜日、図書館に本を返しに行きましたが、次に借る予定だった本がなかったので予約してきました。
 せっかく図書館に行ったのに手ぶらで帰るのももったいないので、一冊借りてきました。


P_20200225_143826_1


「生きてく工夫」 南 伸坊 著

 「きょうの健康」という雑誌に連載されていたエッセイを加筆修正してまとめた本です。


 内容は、ほとんど著者自身の病気の話です。高齢者が一般的に持っている病気について書かれています。


 どこに「生きてく工夫」が書かれているのかよく分かりませんでした。


 一番最初に、生老病死について書かれています。生老病死は四苦八苦の四苦です。
 
 私は、仏教系の私立高校に通っていました。好きな教科は、宗教と倫理社会でした。
 ある日の宗教の時間、四諦についての話がありました。四諦は、生老病死をあきらめるということだと理解していました。

 高校卒業後も高校の担任の先生と宗教の先生の学習会に顔を出していました。
 先生方に誘われて、安田理深先生の「十地経」の学習会にも足を運びました。

 担任の先生の自宅での学習会で、四諦が話題になり、その時に「諦」はあきらめるではなく、あきらかにするということを知りました。
 諦観する、本質を明らかに見て取るということでした。


 4年前に、図書館で「三木清『人生論ノート』を読む」という本が目に留まり借りました。


 高校生の時に、「人生論ノート」を読みましたが、あまり理解できなかったので読みました。

 著者のあとがきに、高校の時の倫理社会のおじいちゃん先生の授業が好きで影響を受けたというようなことが書かれていました。

 もしやと思い著者の名前を見ると
「嫌われる勇気」などの著者でアドラー心理学で有名な岸見一郎君でした。
 高校の同じクラスで、担任の先生宅での学習会にも来ていました。
 
 その時、初めて岸見一郎と同級生の岸見君とが繋がりました。


 びっくりしました。


 倫理社会の先生は、私たちの卒業後、授業中に教壇で倒れて亡くなられたそうです。


【関連ページ】



【下記ランキングに参加しています。】

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村へ


田舎暮らしランキングへ




スポンサーリンク