今日は、年に3回ある檀家全員による墓地清掃日でした。
夜中から雨が降っていました。
案内文書には、雨天中止とか小雨決行とか何も書いていません。
私が墓掃除に行くようになってから初めての雨です。
たぶん中止だろうと思いましたが、念のために早朝からお寺に行ってきました。
お寺に行ったら和尚さんが、「ご苦労様です。」と迎えてくれました。
でも、いつもより参加者が少なかったです。
和尚さんも、こんな天気の墓掃除は初めてと言っていました。
図書館で借りていた本を読み終えました。
先日、直木賞を受賞されました。
本屋大賞にもノミネートされています。
すごい大作です。
明治初期から太平洋戦争の終わりまでの時代小説です。
史実をもとにしたフィクションということですが、主人公が樺太アイヌとポーランド人の二人で、小説の登場人物と歴史の教科書に名前が出てくるさまざまな人物が色んな場面でつながっているという不思議なストーリーです。
文明、アイデンティティ、生きる力、祖国・故郷などについて考えさせられました。
ただ、登場人物の名前がアイヌ、ポーランド、ロシアなどでカタカナで表記されています。
序章の前ページに登場人物の名前と簡単な人物紹介が記されているのですが、カタカナ名を覚えるのが苦手な私は何度も登場人物の名前ページに戻って、誰だったのかを確認しながら読みました。
この小説を読み終えて、芥川賞と直木賞の違いは何なんだろうと考えてしまいました。
一般的に芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学と言われていますが、この「熱源」は大衆文学ではないと思います。
長編なので、短編の芥川賞の候補には入らないのかなとも思いました。
アイヌの人の目を通して世界や日本を見る。
鋭い視点の小説です。
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