今までで一番早いタケノコです。
私の家には、孟宗竹の竹藪がありません。
淡竹の竹藪は、バブル景気(1986~1991年)になる少し前に売ってしまいました。
それでも、知人や親戚に貰えるので、タケノコを買ったことがありません。
田舎では、タケノコは買うものではなく、いただくものです。
しかし、いただけるのは、例年、4月の中旬からです。
3月にいただくのは初めてです。
持って来てくれたのは、一緒にJA直売所にグループ登録したメンバーです。
そのメンバーは、26日(金)から直売所に筍を出品しています。
毎日、飛ぶように売れていて羨ましいかぎりです。
彼は、数年前に地主さんが放置していた竹藪を数万円という破格の値段で購入して、コツコツと手入れをしてきたようです。
私自身、筍の収穫を何度か体験しましたが、タケノコ掘りというのはかなりの重労働です。
筍の収穫時期は1か月ほどですが、それ以外の季節にもいろいろと作業があって、重機を使っている農家もあります。
価値がないように思われる土地でも、しっかり手入れをすれば、利益を生むということなんでしょうね。
一方、里山のほうは荒れ放題です。
筍と違って、木材はほとんど需要がないようです。
伐採して建材にするのではなく、最近はチップにして燃やしてバイオマス発電に使われているようです。
里山も田畑も収入につながらないと放置されていきます。
昔のように木材需要があればいいのですが。
傾斜の緩やかな里山は、かつてはゴルフ場や宅地開発が行われましたが、近年は太陽光発電のパネルが一面に並ぶようになりました。
自動車の進入路がある場所は、キャンプ場として賑わっています。
里山は、それぞれ持ち主が決まっているのですが、そのことを知らない都会の人が、勝手に山菜採りをしたり、BBQをしたりしていることもあります。
ひどいのは、古くなった家電品を里山に廃棄する人もいます。
退職してから、里山が再生するアイデアを考え続けているのですが、何も思い浮かびません。
畑で栽培しているアケビに、花が咲いていました。
【関連ページ】
(昨年、メンバーに貰ったタケノコ)
(一昨年、従兄弟に貰ったタケノコ)
(昨年、収穫したアケビ)
(一昨年、収穫したアケビ)
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