ホワイトデーに思い出すと言っても、ホワイトデーそのものに何かあったわけではありません。

 勤めていた時に、同じ職場の女性の結婚式に招待され、依頼された乾杯の挨拶が、自分でも納得できるレベルだったので、この日になると思い出します。

 若い頃から、友人の結婚式でのスピーチをよく頼まれました。

 高齢なってからは、結婚式に呼ばれることは少なくなりましたが、親戚の法事(年忌)での献杯挨拶を頼まれることが増えました。

 最近は、村役の長として、自治会の会議やイベントの挨拶、氏神さんの神事、地区のいろんな団体での来賓挨拶など、頻繁に話をする機会があります。

 前もって、挨拶をすることが分かっている時と、突然に言われることがあります。

 突然に言われた時の方が、ハードルが下がるので、気持ち的には楽です。

 私は、前もって分かっている時でも、基本的に原稿は書きません。

 原稿を作って暗記した時は、気持ちがこもらなかったり、一文を忘れて飛ばしてしまったりすると、焦ってボロボロになるのではないかと思います。

 というわけで、2~3個のキーワードだけを考えて、後はその場の雰囲気を感じながら話をします。

 しかし、このやり方も、うまくいかなかったことのほうが多く、うまく話せたと思えるのは、数えるほどしかありません。


 親父が亡くなって3日後の出棺時のお参り(お見送り)の人たちへの喪主挨拶は、3晩ほとんど寝ていなくて、頭が朦朧としていましたが、今でもよかったと思っています。

 葬式が終わってから、葬儀屋さんにもらった資料の中に、挨拶のひな型が入っていたのに気づきました。
 その当たり障りのない例文よりは、ずっとよかったと思っています。


 ホワイトデーの結婚式の乾杯の挨拶ですが、ご両人、ご両家へのお祝いを述べて、新婦の職場での活躍を紹介した後、今日3月14日はホワイトデーですが、3.14の「円周率の日」でもあること、円周率は永遠に続きます、お二人の永遠のお幸せを祈念して乾杯!という感じのスピーチでした。(主賓の挨拶も兼ねてました。)

 披露宴が終わってから、司会の人が来られて、「いいご挨拶でした。今後、参考にして使わせていただきます。」と言ってもらいました。

 今後、使うと言っても、年に1回しかチャンスはありませんが。



 先日、キンリョウヘンの花芽が一つ出ているという写真をUPしました。

 昨日見ると、もう少しあるようです。

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 この鉢には、二つあります。

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 こちらの鉢は、花芽か葉芽か分かりませんが、三つあります。

 以前にも書きましたが、蘭を育てるのは初めてです。

 開花時期を、4月下旬のニホンミツバチの分蜂にうまく合わせることができるかが課題です。

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