直木賞にふさわしい作品です。
江戸の片隅のどぶ川のほとりにある、いろんな事情を抱えた人たちが住む町を舞台にした時代小説です。
「心淋し川」
「閨仏」
「はじめましょ」
「冬虫草夏」
「明けぬ里」
「灰の男」
そろそろ桜が散り始めました。
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(ほぼ満開の桜)
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の6編から成りたっています。
貧しい町で暮らす人たちを主人公にした短編のように思わせて、最後の「灰の男」で、一つの小説につながっていることが分かる仕組みになっています。
さまざまな人間関係のなかで、もがき苦しみながらも、人の温かさがあって生きていられるという人情味のある物語です。
現在にも通じるテーマだと思います。
何よりも、時代劇が目に浮かぶような文章表現が素晴らしい作品です。
そろそろ桜が散り始めました。
堤防のそばに、「売土地」と立て札のある空き地があります。
1週間ほど前から、知らない人が300円と書いたダンボール紙を立てて、イスに座っていました。
昨日、そばを通ったら5~6台の自動車がありました。
けっこう、町外から桜を見に来る人がいるみたいです。
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昔はよく食べたのに、最近はあまりお目にかからなくなりました。

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