先日、図書館に本を返しに行った時に、また、本を借りてしまいました。

 今シーズンの芥川賞受賞作品、直木賞受賞作品、本屋大賞のノミネート作品10冊の計12冊を読みました。

 これからは、畑仕事や草刈りで忙しくなる季節なので、手ぶらで帰る予定でした。

 実際は、4月に入ってからインターネットのない生活になったことで、本を読む時間がけっこう増えました。
 インターネットに費やしていた時間がいかに多かったかが分かりました。

 図書館の司書さんと世間話をしている時に、つい、お薦め本を訊いてしまいました。

 図書館の新刊本の書架で何冊か薦められました。

 図書館の新刊は、司書さんが発注するので、司書さんの趣味や好みが表れます。

 そのうちの1冊がこれです。
 『累々(るいるい)』というタイトルに惹かれました。

 著者名を見て、「この人、アイドルでは?」と言ったら、司書さんは知りませんでした。

 私でも名前ぐらいは聞いたことがあるのに、司書さんは私より一回り以上若いのにと、心の中でつぶやきました。

累々
松井 玲奈
集英社
2021-01-26


1 小夜
2 パンちゃん
3 ユイ
4 ちぃ
5 小夜

 5つの短編が収められています。
 最初、最近よくある、短編と見せかけて一つの長編かと思いました。 

 しかし、それぞれの短編の主人公の名前が違うので、やはり短編集かと思いました。

 ネタバレになりますが、すべての主人公が同一人物で、話が一つにつながっていました。

 最近、本当に、このパターンが多いなと思います。
 こういうのを、連作短編集というそうです。

 しかも、5編の主人公が同一人物でありなが、まったく別人のように描かれています。

 なんか、女性(著者)が怖くなる話です。
 著者のイメージは大丈夫なのかを心配してしまいます。

 また、それぞれの編に登場する交際相手の男性もユニークで面白いです。

 アイドルの書いた小説ということで、侮ってはいけません。

 先日読んだの下の小説も、アイドルが書いた小説ですが、すごかったです。

オルタネート
加藤シゲアキ
新潮社
2020-11-19

 
 アイドルで、小説家で、その才能が羨ましいです。



 裏庭の青い紅葉です。

P_20210410_104251

 表の庭の赤い紅葉です。

P_20210410_104344

 紅葉は、秋だけでなく、春も楽しむことが出来ます。


 昨日は朝、昼とバナナを食べて、もうウンザリといった気分です。
 子どもの頃は、バナナはとても高価な果物でした。
 バナナの皮で、本当に滑るのか試したことがあります。

 高校生の時、バナナのたたき売りやガマの油売りの口上が面白くて、長い間見ていました。

 夕方、町内に住む従兄弟が筍(タケノコ)を持って来てくれました。

 お返しに、バナナを半分持って帰ってもらいました。
 お返しがあって、よかったです。


【関連ページ】
(短編集かと思ったらつながっていた直木賞受賞作品)

(昨年の春紅葉)


【下記ランキングに参加しています。】

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村


田舎暮らしランキング



【今日のおすすめ】

【母の日ギフト特集 2021】のご紹介

  



スポンサーリンク