ニホンミツバチの巣箱のそばで、脱皮できずに死んでいる蝉を見つけました。
 
 木から落下したり、鳥に食べられたりと羽化に失敗する蝉は多いらしいですが、脱皮の途中で息絶えた蝉を見るのは初めてのような気がします。

 せっかく地上に出てきたのに、空蝉を残すこともできず、命の儚さ、もののあはれを感じます。

P_20210720_142417

 空蝉(ウツセミ)というと『源氏物語』を思い出します。

 若い頃、古文の『源氏物語』を読んでも難しかったので、漫画で理解しました。

【新品】あさきゆめみし [完全版] (1-10巻 全巻) 全巻セット
【新品】あさきゆめみし [完全版] (1-10巻 全巻) 全巻セット



 写真の蝉は、体の2/3は出ているみたいです。体の一部が引っかかったのでしょうか?

 土中で数年過ごし、やっと地上に出てきた蝉にとって、羽化は命がけの成人儀礼(通過儀礼)だと思います。

P_20210720_142417_1


 アフリカのどこかの部族の伝統的な成人儀礼で、数十人が亡くなったというニュースを聞いたことがあります。

P_20210720_142358

 蝉にとって、土中の数年と地上の数週間のどちらが幸せなんでしょうか?

 ちなみに、今年はクマゼミよりもアブラゼミが多いです。




 昨日はお袋を連れて、町内のホームドクターに行ってきました。


 町内の65歳以上のワクチン接種が終わったせいか、病院の待合室も賑わって(?)いました。

 早朝に順番だけを取りに行っておいたので、早く診てもらえました。


 お袋は下肢が不自由ということと、血圧が高い以外は、とても健康です。

 お医者さんに、食事は美味しいですかと聞かれて、「ハイ」、よく眠れますかと聞かれて、「ハイ」と答えていました。

 よく眠れますかで、「ハイ」と答えたのは初めてです。

 いつも、朝寝、昼寝をしているので、夜は眠れないようです。
 お医者さんには、「眠れないので、睡眠薬を増やしてください。」と言っているのですが、昨朝は寝過ごしていたのを私が起こしたので、「眠れない。」とは言えなかったのだと思います。

 お袋を家に連れて帰ってから、薬局に薬をもらいに行って、大きなイベントが終わりました。

 特に、車椅子から普通車の後部座席への乗り降りが大変になってきました。


【関連ページ】

(昔、アブラゼミは珍しかった。)


【下記ランキングに参加しています。】

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村


田舎暮らしランキング


 



スポンサーリンク