衆議院が解散し、もうすぐ、総選挙の公示がされます。

 私は、ここ数年の国政選挙、地方選挙の時に、地元の投票所の投票管理者や立会人をしてきました。

 投票管理者、立会人というのは、投票所に行った時に、何もしないで座っている人です。

 何もしていないようで、ちゃんと役目はあります。

 投票用紙の管理などは、一番重要かと思います。

 投票に来た人が、投票箱に投票用紙を入れるのを見ています。

 まれに、投票用紙を持って帰る人がいると、名簿上の投票者人数と投票箱の用紙の枚数が一致しないので、投票用紙を紛失したということになります。

 また、前回の地方選挙の時に、投票に来て気分が悪くなった人がいました。和室で横になってもらい、その後、回復したので、家まで送っていきました。

 今回の選挙では、投票管理者をお断りしました。
 投票日前に、投票管理者に対しての説明会と投票所の準備があるのですが、前立腺がんの陽子線治療があり、出席できません。

 何よりも、投票日の朝6時過ぎから夜の8時過ぎまで拘束され、投票所を片付ける体力がありません。

 勤めていた時は、毎日14時間ぐらいは職場にいましたが、この年齢になると、きついです。




 さて、今回の総選挙ですが、マスコミが悪いのか、政党が悪いのかは分かりませんが、「現金給付」だけが話題になっていることに憂いを感じています。

 「現金給付」は、景気浮揚策なのか、貧困救済なのか、その財源はどうするのかなどいろいろと疑問があります。

 また、選挙の時にお金を配るという公約って、何なんだろうと思います。

 投票前にお金を渡して投票を依頼すれば、買収で罪になります。

 選挙後に現金を配りますから投票してくださいというのは、買収とそんなに変わらないような気がします。

 その配るお金も税金なので、バラマキではなく、もっと有効な使い方はないのかなと思います。

 経済格差や子どもの貧困の問題は、給付金では解決しません。

 最近、「親ガチャ」という言葉をよく耳にします。
 親の経済力が、子どもの進路に大きく影響します。
 自力でそのハンディを乗り越える子どももいますが、やはり社会のしくみや政治に依るところが大きいです。

 首相のいう「新しい資本主義」や「成長と分配」についての具体的なビジョンを聞きたいなと思います。

 また、各政党の目指す国の仕組みや在り方、経済対策、外交、安全保障なども知りたいと思います。


 耳触りのよい言葉を並べるのではなく、具体的なプランが聞きたいです。

 政治家は、「ガチャ」で決まるのではなくて選挙で決まるのだから、マスコミには、現金給付以外の政策論争も伝えて欲しいですね。

 そうでないと、選挙の争点、国民の関心が現金給付だけになってしまいます。

 そして、各政党が給付の金額を競うのは見苦しいです。
 政権を取れなさそうな政党ほど高額になります。

 現金給付は、魚釣りの撒き餌みたいなものですから。



 昨日も京都市内の大学病院に行ってきました。《陽子線治療11/21回目》

 11回目なので、やっと半分、折り返しです。
 今日からは、カウントダウンです。


 大きいキウイを選んで、少し収穫しました。

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 小さいのはゴールドキウイで、他はグリーンキウイです。


 リンゴといっしょの袋に入れて追熟したいと思います。


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(日本の政治は、もっとよくなるはず。)


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