昨日は、隣町の電気屋さんに行って、レコードプレイヤーを買ってきました。
 
 朝ドラの『カムカム』でJazzが出てきたので、聴きたくなりました。

 若い頃に買ったJazzのレコードを押し入れで見つけることができました。
 また、Jazz以外のレコードも出てきました。

 押し入れにレコードプレイヤーもあったのですが、アンプやスピーカーは見当たりませんでした。

 隣町の電気屋さんには、レコードプレイヤーは1種類しか置いていませんでした。

WINTECH マルチオーディオプレーヤー ブラウン レコード・カセット・AM・FM・CD・SD・USB・AUX KRP-308MS
WINTECH
2018-06-16


 店員さんにネット上の最安値を見せたら、11,800円にしてくれました。

 45年ほど前に、アルバイトで稼いだお金で、何の迷いもなく30万円ほどのコンポを買いました。
 高卒の初任給が3万円ほどの時代です。

 今回は、1万円ちょっとの買い物に、2週間悩みました。

 1万円ちょっとにしては、買ってよかった商品だと思います。

 ただ、スピーカーの出力も小さく、昔に買ったJBLのスピーカーのように、内臓に響くような迫力はないです。

 値段が値段なので、仕方ないですが。

 家に帰ってから8時間ほど聴き続けました。
 学生の頃は、一人でジャズ喫茶に行って、コーヒー1杯で2~3時間は粘っていました。

 ひさびさに聴いて、ミュージシャンの名前は覚えているのですが、曲は数曲しか覚えていませんでした。

 学生の頃は、ロック、フォーク、カントリーなど、さまざまなジャンルの音楽を聴きました。 

 しかし、就職したとたんに音楽は聴かなくなりました。

 アメリカに住んでいた時には、たまにアイリッシュパブのライブに行きました。
 その時に、アイリッシュコーヒーやギネスビールに出会いました。

 退職してからは、カラオケで歌うことが唯一の発散になりましたが、コロナのこともあり、今は遠ざかっています。

 40数年ぶりに聴いたJazzのレコードは懐かしく、若い頃を思い出しました。

 昨日は、長い時を経て、タイムカプセルを開けたような気分でした。





 朝ドラの『
カムカムエヴリバディ』ですが、進駐軍が登場してきました。

 私自身は、サンフランシスコ講和条約から数年後に生まれたので、進駐軍に出会ったことはないです。

 ただ、京都市内に連れて行ってもらった時に、橋のたもとや神社の参道で見た、戦争で負傷した傷痍軍人さんの姿は忘れられません。

 一様に白装束で、中には腕のない人、脚のない人、また、アコーディオンを弾きながら物乞いをしている人などがたくさんいました。

 私が生まれた時は、戦後10年ほど経っていて、家には親父が軍隊で使っていた鉄かぶとや飯盒などがありました。

 しかし、街中で見る、唯一の戦後は傷痍軍人さんでした。

 東日本大震災から10年経って、まだ傷跡がたくさん残っていますが、戦後10年ほどして生まれた私にとっての戦後は、傷痍軍人さんの姿でした。

 その傷痍軍人さんも、昭和39年の東京オリンピックの前には見なくなりました。

 昭和47年、グアム島で日本軍の兵士である横井庄一さんが発見された時には、まだ戦争は終わっていなかったのだという衝撃を受けました。


【関連ページ】

(朝ドラでジャズを思い出す。)


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