最近、アサリ、ウナギ、ワカメなど産地偽装のニュースが続きました。
 今に始まったことではないですが、近年さらに酷くなっているように思います。

 もちろん、業者のモラルの問題だと思います。
 そして、一方には産地にこだわる日本人のブランド志向もあると思います。

 しかし、一番根底にあるのは、長らく多くの日本人の収入が増えていないことだと思います。

 少ない生活費で、国産の、できれば有名な産地のものを安く買いたいということだと思います。
 高いと売れないので、業者はいろいろと工夫して安く提供するための努力をしますが、それにも限界があります。

 そして、業者の経営が成り立たなくなり、モラルに反する偽装が増えるのだと思います。



 首相からは、コロナとウクライナのことばかりで、就任当初の「新しい資本主義、成長と分配の好循環」が聞かれなくなりました。

 過去にも、所得倍増とか言っていた総理大臣がいます。
 いつの時代も、成長が先で、成長なくして分配はないという考え方です。

 しかし、いつまで経っても成長しないので、国民所得が増えません。

 数年前から、デフレからの脱却を掲げて量的緩和政策を始めました。
 何年も続いた量的緩和は、日経平均を上げただけで効果が現れません。

 「鶏が先か、卵が先か」というジレンマがありますが、「成長が先か、分配が先か」において、成長がなくても分配を先にすればいいと思います。

 分配を先にすることで、需要が増え、生産が増え、成長があるのではないかと思います。

 夏の参議院選挙が近づくと、また給付金を撒き餌にする政党や、それを煽るマスコミが湧いてくると思います。

 給付金ではなく継続的に収入が増えないと、真の需要(購買力)は上がらないです。
 
 国が、食品の安全性をしっかり保障することで、偽装もなくなるのではないかと思います。

 また、「蓄養」についても、元の産地、蓄養場所、期間などの情報を表示して、適切な価格で売ればいいと思います。(素人考えですが)




 昨朝の最低気温は-3℃でしたが、昼間は気温も上がり、やっと春らしい日差しになりました。

 小梅の枝にも花がつきました。

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 先日、一輪咲いた大きな梅の木は、ちらほらと花が咲いてきました。

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 いよいよ、待ちに待った春が来たようです。


【関連ページ】

(貧困社会が問題です!)

(梅一輪 雪に負けじと 春を告げ)


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