図書館で借りた本を読み終えました。

ブラック・ムーン
逢坂剛
2022-03-31


 時代は明治維新の頃、舞台はアメリカ西部です。
 内容的には西部劇です。
 
 子どもの頃、テレビで西部劇をたくさんやっていました。
 『ローハイド』、『ララミー牧場』、『アニーよ、銃をとれ』や、映画の『シェーン』など、懐かしいです。

ローハイド シーズン3 DVD-BOX
エスピーオー
2010-10-27


シェーン(日本語吹替版)
アラン・ラッド
2018-02-25


 その後、日本の時代劇もたくさん放映されるようになりましたが、いつの間にか、どちらもなくなってしまいました。

 小説『ブラック・ムーン』の主人公は、新撰組副長の土方歳三です。
 函館五稜郭の戦いで亡くなったはずの土方歳三が、記憶喪失になってアメリカにいます。

 学生の頃、グレイハウンドバスで、アメリカを旅行しました。
 また、20数年前に、3年間アメリカで暮らしました。

 小説に出てくる地名は、何となくアメリカの風景が思い出されます。

 主人公が、記憶喪失の土方歳三であることの必要性がまったく理解できませんでした。

 ストーリーとしては、インディアン(アメリカ先住民、ネイティブ・アメリカン)、ならず者、保安官が出てきて、そして決闘などがあって、それなりに面白かったです。
 
 繰り返しますが、どうして、記憶喪失の土方歳三なのかが分かりません。
 日本での記憶をなくした土方歳三は、土方歳三ではなく、まったくの別人です。

 下の本は、以前にも紹介しました。



 おけいさんたちは、日本人のアメリカ移民では、人身売買、遭難による漂流、密航を除いて、団体によるアメリカ本土(ハワイではなく)への移民の先駆けだと思います。

 
小説『ブラック・ムーン』と同じ時代です。
 やはり、土方歳三は不思議です。 





 庭の馬酔木(アセビ)の葉っぱです。

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 緑色の若葉に少し遅れて、カラフルな新芽が出てきます。

 花よりも、この新芽のほうが好きです。


【関連ページ】

(会津からカリフォルニアに移民)


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