あの日以来、毎日「今日も生きてる」と心の中でつぶやいています。
 
 「最悪(の場合)、余命5年」と言われた時はショックでした。
 あの時の大学病院の泌尿器科の主治医の先生の診察は2年前に終わっています。

 明石家さんまさんが、「生きているだけで丸儲け」と言っています。
 生きているだけで丸儲けとは思えないです。
 少し幸せという感じでもないです。

 生きていたら、悩みや苦しみもあります。

 それでも、「生きているだけで、うっすら幸せ」と思えます。

 今日は、2つ隣町の病院に行って、前立腺がんの尿検査、血液検査を受けたあと、ホルモン注射を打ってもらう日です。

 今の泌尿器科の先生は、尿検査、血液検査の数値だけを見て、悲観的な話はされないです。

 ホルモン治療が効いているので大丈夫だとは思うのですが、それでも毎回のPSAの数値が気になります。



 我が家のロウバイ(蝋梅)です。

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 ロウバイの花が咲くと、春の到来を実感できます。
 開花が待ち遠しいです。





 本屋大賞ノミネート作品の5冊目を読み終えました。

 寺地はるなさんの『川のほとりに立つ者は』です。

川のほとりに立つ者は
寺地はるな
2022-10-20


 章ごとに、原田清瀬と松本圭太が一人称で入れ替わります。

 前半は、時間と場所が把握できず、文字面を追っているだけで、内容が頭に入ってきませんでした。

 後半になって、やっとストーリーが頭の中で映画化できるようになりました。

 ミステリーの要素もあります。

 人を理解することは難しいです。
 偏見や思い込みがあって...。

 よかれと思ったことが、お節介になったり、人を傷つけたりすることもあります。

 発達障害のことも分かったつもりでいても、その人の生きづらさは分からないです。


【関連ページ】

(余命宣告から1年経ちました。)


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