大学病院の先生から、治療の効果がなければ、最悪５年と言われてから２年が経ちました。

　ステージ３、グリソンスコア９の前立腺がんで、摘出手術も小線源治療もできず、陽子線治療とホルモン治療になりました。(概略は、ブログのプロフィールページをご覧ください。)

　主治医の先生は、グリソンスコアが９であることが深刻と言われました。
　グリソンスコアはがんの悪性度で、８以上は高悪性度で、転移、再発のリスクが高いそうです。

　今のところ、ホルモン治療の効果で、PSAは安定しています。
　陽子線治療の効果は、来年にならないと分かりません。

　最悪５年と言われた時は、かなりショックでした。
　残りの人生のカウントダウンが始まったような気持ちになりました。

　２年経った今は、余命宣告を受けなくても、余命はカウントダウンと思うようになりました。

　がんでなくても男性の平均寿命まで10数年しか残っていません。
　余命５年も10数年も大差ないような気がします。
　がんで死ぬ前に、他の病気や事故などで死ぬかもしれません。

　余命宣告を受けなくても、生きている人間は全員がカウントダウンで、この世に生まれた瞬間からカウントダウンが始まっています。

　余命宣告を受けていなければ、カウントダウンを気にしなかったと思います。

　気にする生活がいいのか、気にしない生活がいいのか分かりません。

　ただ、言えることは、早かれ遅かれ、誰もが必ず死ぬということです。

　ただ生きるのではなく、よく生きたいと思います。












　小梅の木の下です。
　地面は梅の実でいっぱいです。



　結局、今年は小梅を収穫しませんでした。



　梅ジュースは、大きな梅の実で作りました。



　熟した梅のよい香りが漂っています。


【関連ページ】

(タグ：前立腺がんの記事)

 ＊前立腺がんの記事は90本以上あります。
　概略は、プロフィールページをご覧ください。

(大きな梅で梅ジュースを仕込んだ。)


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