図書館で借りた本を読み終えました。

木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
2023-01-18



 169回直木賞を受賞しただけのことはあります。
 テンポ(リズム?)のある文章で、講談か落語を聴いているような感じです。

 違和感なく江戸時代にタイムスリップしたような錯覚になりました。

 「
あだ討ち」の話なんですが、武士の生き様、町人の人情など、いろんな内容が含まれています。

 そして、ストーリーの構成(組立)もよく考えられていて、飽きることなく、一気に読んでしまいました。

 この半年間に読んだ本の中で、一番面白かったです。(このブログでは、
読んで面白くなかった本は紹介していません。)

 あだ討ちでの話では、曾我兄弟、赤穂浪士、荒木又右衛門などが人気ですよね。

 本来、復讐というのはよくない行動だと思うのですが、忠孝仁義とセットになって美談になるんだと思います。

 「
ウエスト・サイド・ストーリー」や「東京リベンジャーズ」も、復讐だけでなく、友情、恋愛、絆などがセットになることで、共感する人がいるのだと思います。

 私は、江戸時代のあだ討ちの話が好きです。
 制度化された復讐システムで、役所に届け出るなどのルールが決まっていて、作法や所作があるのが武士道らしいと思います。

 忠臣蔵の赤穂浪士は、ルール違反なので、犯罪になります。

 『木挽町のあだ討ち』は、意外な結末を迎えます。
 ネタバレになるので、書けないのが残念です。






 畑のキャベツです。

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 これは、ブロッコリーです。

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 昨日にUPした白菜と同じように、8月5日に種まきをして、8月28日に定植しました。

 毎日、チョウチョが飛び交っているので、来週か再来週あたりから、アオムシがウジャウジャと発生すると思います。



【関連ページ】

(仇討ちの後に殺された曾我兄弟)


(西條奈加さんの時代小説も面白い!)


(
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