役場から農業従事者に対するアンケートが届きました。
 アンケートには、私の名前と所有している農地が印刷されています。
 無記名の調査ではないので、真剣に考えて回答しました。

 調査項目は2本柱になっていて、個人として今後の農業経営をどのように考えているかと、町の農業振興の政策に期待することです。

 私個人としては現状維持ですが、耕作放棄地については、借りてくれる人があれば貸したいと思っています。

 町の施策については、直売所が充実して、道の駅のようになればいいなと思っています。

 我が山里は、山の隙間で狭い田畑しかありません。大規模農業は無理だと思います。


 最近思うのですが、特に根拠がある訳ではなく私の感ですが、10年後ぐらいに、日本は食糧危機になるような気がします。

 無責任なことを言いますが、近所で田畑を耕している人、直売所に農産物を出品している人、ほとんど私よりも高齢者です。

 日本の農業従事者の平均年齢を調べたら68歳でした。
 あと10年すれば、高齢者の多くは農業をやめていると思います。
 農業をしている若い人は少ないです。
 
 以前、我が国では、農業に補助金をつぎ込み、農民を甘やかし過ぎだという世論がありました。

 しかし、その後のTPPに見られるように、政府は輸出企業を守るために農業を切り捨てました。

 現在、政府は法人税をはじめ工業を甘やかしていると思います。

 日本の農業は衰退するばかりです。
 TPPでの関税削減、撤廃をチャンスととらえ、農産物を海外に輸出している農家もあります。
 しかし、それは国内向けの食糧ではないです。

 農業の大規模化、機械化は、そんなに進んでいません。
 大規模化した農業は、儲かる商品作物のモノカルチャーになっています。

 今後、世界の人口が増加し、気候変動や戦争で食糧が不足した時、世界の食糧は飢えている国ではなく、お金のある国に流れて行きます。

 そんなに状況において、現在のような円安の日本は、外国から食糧を買うことができないと思います。

 いつ来るか分からない食糧危機に備えて、定年退職した人は年金を貰いながら、耕作放棄地で農作物を自給自足し、余ったら直売所で売るという生活をすればいいと思います。

 そのような人が増えれば、食糧危機もいくらかは緩和されると思います。

 私は、日本の食料自給率のためではなく、自分のために農産物を作っていこうと思います。






 昨日は、町内のホームドクターに行って、お袋と私の持病薬をもらってきました。
 持病と言っても、ホームドクターでもらうのは、お袋も私も高血圧の薬です。

 お袋は、最近血圧が高くなっているという介護施設からの連絡で、薬が増量されていました。

 介護施設とホームドクターで連携しているようです。


 赤色の千両です。

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 黄色の千両です。

P_20231205_150909

 我が家の前栽や裏庭に、千両、万両が何本もあります。

 年の瀬を感じます。



【関連ページ】

(工業のために農業を切り捨てた。)


(自分で栽培した野菜は美味しい!)


(直売所の平均収益は国民年金以上!)



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