今でも忘れられないというか、耳にこびりついて頻繁に思い出すことがあります。

 亡くなる前の人からの電話です。

 私は、どんな言葉を返せばよかったのか、今でも自問自答が続いています。

 1人は四万十市の叔父さんで、2020年8月13日に電話をもらいました。

 すい臓がんで長い闘病生活が続いていて、これが最後の電話になると分かっていました。

 叔父さんが苦しい声を絞りながら、これまでの感謝を伝えてくれました。

 私は、なんと応えていいのか、どんな言葉をかければいいのか考えながら、叔父さんの声を聴いていました。

 結局、何も言えなかったし、何も伝えることができませんでした。

 子どもの頃から、けっこう可愛がってもらっていたのに…。

 翌9月18日、叔母さんから叔父さんが亡くなったという電話がありました。

 コロナが流行していて家族葬ということで、四万十市には行けませんでした。

 一昨年、叔父さんのお墓参りに行くことができました。


 もう1人は、かつての職場の同僚(後輩)です。

 13年ほど前に、かつての同僚から、突然の電話がありました。

 久しぶりの電話で、電話の意図が分からず戸惑いました。
 
 それから1か月ほどして訃報に接し、お葬式に行きました。

 その時まで、彼が病気で入院していたことを知りませんでした。

 そして、亡くなる前に病床から電話をくれたことを知りました。
 
 3年間同じ職場で、私が先に転勤し、その翌朝に彼が別の職場に転勤しました。

 その後、私が出張で彼の職場に行った時に会ったのが最後でした。

 彼の死期が迫っていたのを知らずに電話を受けたのですが、もし知っていたとしても、何と声をかければよかったのか分からないです。

 間違いなく、私のほうが彼に助けられて世話になったので、前もって知っていれば、私から「ありがとう」と言えばよかったと思います。

 やはり、亡くなる前の人に対する声かけは、「ありがとう」だと思います。
 こんな私に優しくしてくれて。

 でも、突然の電話で、その一言を伝えられなかったのが悔やまれます。

 高齢者になると、いつ別れの時がくるか分からないので、日頃から「ありがとう」と感謝を伝えておいたほうがいいのかなと思います。





 一昨日、100円ショップで買ったドリッパーです。

 1杯分も、同時に2杯分も淹れることができます。

250120150237775~2

 昨日、2杯を同時に淹れました。

250122070639172~2

 とっても便利です。

 コーヒーメーカーに比べて、場所を取らず、片付けも簡単です。

 需要なポイントは、同じ高さのカップがいることです。

 同じ高さのコーヒーカップがなかったので、熱い飲み物用の紙コップで試しました。

 紙コップで飲むコーヒーも美味しいですね。
 コンビニやスターバックスみたいで…。
 


【関連ページ】

(亡くなる前の叔父さんからの電話)


(四万十市の叔父さんのお墓参り)



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