本屋大賞のノミネート作品『spring』を読みました。
Ⅰ 跳ねる
Ⅱ 芽吹く
Ⅲ 湧き出す
Ⅳ 春になる
ダンサーであり振付家でもある春(HAL)の話ですが、章ごとに私(主人公)が変わります。
Ⅰ ダンサーJUNの目線からバレエ学校・バレエ団での春のダンサーとしての才能
Ⅱ 叔父の目線から小学生の春のバレエ教室から15歳のバレエ留学まで
Ⅲ 作曲家七瀬の目線からダンサー・振付家春とオリジナルのバレエを創り、公演するまで
Ⅳ 春自身の回想、最後は日本での凱旋公演
専門書でバレエの解説を読んでいるような感じでした。
私はバレエについては無知で、興味関心がないので、家電の分厚い取扱説明書を読んでいるようでした。
バレエ作品の解説がマニアック過ぎて、途中で挫折しそうでした。
なんとか、斜め読みしました。
時間軸で言えば、Ⅰ と Ⅱ は逆です。
Ⅱ を読んでから Ⅰ を読めば、分かりやすかったと思います。
見開きの左ページ下にパラパラ漫画がついています。

200コマ以上のパラパラ漫画は、見応えがあります。
最近よく見るQRコードの付録で、ネット上の小説を読むことができます。
この小説に出てくるバレエを実際に観たほうが理解できそうに思いました。
私の人生でバレエを観たのは、たったの3回だけです。
ほとんど、覚えていないですが…。
恩田陸さんの作品は、以前に『蜜蜂と遠雷』を読みました。
ちょうど私は蜜蜂に興味があった時で、蜜蜂の話かと思ったら、ピアノコンテストの話でした。
恩田陸さんの小説は苦手です。
マニアック過ぎて、読者の私は置いてけぼりになった気分です。
でも、直木賞と本屋大賞を受賞し、映画化もされたので、とても人気がある作家さんなのだと思います。
ニュースで、米の価格や備蓄米の放出について報じています。
米の政策については、いろいろと思うことがあります。
昔、米の価格は堂島米市場での取引で決まっていました。
現在の株取引と同じように、投資、投機の対象で、現物や先物の取引がありました。
米の価格は上下し、庶民の手に入らないこともありました。
江戸時代の米一揆、大正時代の米騒動は、歴史の教科書にも出てきます。
昭和に入って戦争の影響で米が不足するようになり、政府が米の流通を管理するようになりました。
その後、米の価格は政府が決める管理価格でしたが、1995年から自由価格になりました。
管理価格と自由価格、どちらにもメリットとデメリットがあります。
現在の自由価格は、資本主義だから価格の上下も買い占めがあるのも当然です。
しかし、実際には自由価格と言いながら政府による生産調整が行われ、今回は備蓄米の放出も行われます。
中途半端だから混乱するのだと思います。
管理価格か自由価格か、どちらかはっきりすればいいと思います。
消費者のために米の価格を安定させる、農家が安心して米作りができる、食料自給率を向上させる、そのためには、国が価格や流通を管理するほうがいいと思います。
米農家の時間給は、97円ということです。
生産者米価と消費者米価は、同じにすればいいと思います。(食料品の消費税を廃止して…)
自主流通米を含め、毎年作り過ぎるほうがいいと思います。
作り過ぎた米の利用方法は、いろいろあると思います。
今回、一部備蓄米が放出されますが、これまでは5年間保管してから飼料用などに売却されていました。
私も5年保管の古米を食べていた時期があります。
親父が亡くなったあと、専業農家さんに耕作委託していた田んぼの米32袋が運ばれてくるというので、専用冷蔵庫に残っていた十数袋の玄米を1袋(30kg)を4,000円で売りました。
その後、専業農家さんへの委託は止めて、無料で田んぼを使ってもらうことにしました。
しかし、新米32袋は姉や甥っ子に無料であげて、結局なくなるまでに5年かかりました。
玄米の状態で適温適湿管理すれば、数年は大丈夫だと思います。
しかし、5年目の古米は新米に比べて不味かったように思いました。
今回の米不足で、買い置きとか買いだめするとかいう人もいますが、精米したお米は劣化が早いです。
玄米で買って、家でその都度精米するほうが美味しいと思います。
私は下の製品の赤色を購入して、家で精米していました。
数年前に故障したので、またJAの精米機に行っています。
一昨日のGreenSnapの「今日の花」が馬酔木(アセビ)でした。
庭の馬酔木を撮ってUPしました。
こちらのWebサイトもご覧ください。
【関連ページ】
(米不足について思うこと)
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Ⅰ 跳ねる
Ⅱ 芽吹く
Ⅲ 湧き出す
Ⅳ 春になる
ダンサーであり振付家でもある春(HAL)の話ですが、章ごとに私(主人公)が変わります。
Ⅰ ダンサーJUNの目線からバレエ学校・バレエ団での春のダンサーとしての才能
Ⅱ 叔父の目線から小学生の春のバレエ教室から15歳のバレエ留学まで
Ⅲ 作曲家七瀬の目線からダンサー・振付家春とオリジナルのバレエを創り、公演するまで
Ⅳ 春自身の回想、最後は日本での凱旋公演
専門書でバレエの解説を読んでいるような感じでした。
私はバレエについては無知で、興味関心がないので、家電の分厚い取扱説明書を読んでいるようでした。
バレエ作品の解説がマニアック過ぎて、途中で挫折しそうでした。
なんとか、斜め読みしました。
時間軸で言えば、Ⅰ と Ⅱ は逆です。
Ⅱ を読んでから Ⅰ を読めば、分かりやすかったと思います。
見開きの左ページ下にパラパラ漫画がついています。

200コマ以上のパラパラ漫画は、見応えがあります。
最近よく見るQRコードの付録で、ネット上の小説を読むことができます。
この小説に出てくるバレエを実際に観たほうが理解できそうに思いました。
私の人生でバレエを観たのは、たったの3回だけです。
ほとんど、覚えていないですが…。
恩田陸さんの作品は、以前に『蜜蜂と遠雷』を読みました。
ちょうど私は蜜蜂に興味があった時で、蜜蜂の話かと思ったら、ピアノコンテストの話でした。
恩田陸さんの小説は苦手です。
マニアック過ぎて、読者の私は置いてけぼりになった気分です。
でも、直木賞と本屋大賞を受賞し、映画化もされたので、とても人気がある作家さんなのだと思います。
ニュースで、米の価格や備蓄米の放出について報じています。
米の政策については、いろいろと思うことがあります。
昔、米の価格は堂島米市場での取引で決まっていました。
現在の株取引と同じように、投資、投機の対象で、現物や先物の取引がありました。
米の価格は上下し、庶民の手に入らないこともありました。
江戸時代の米一揆、大正時代の米騒動は、歴史の教科書にも出てきます。
昭和に入って戦争の影響で米が不足するようになり、政府が米の流通を管理するようになりました。
その後、米の価格は政府が決める管理価格でしたが、1995年から自由価格になりました。
管理価格と自由価格、どちらにもメリットとデメリットがあります。
現在の自由価格は、資本主義だから価格の上下も買い占めがあるのも当然です。
しかし、実際には自由価格と言いながら政府による生産調整が行われ、今回は備蓄米の放出も行われます。
中途半端だから混乱するのだと思います。
管理価格か自由価格か、どちらかはっきりすればいいと思います。
消費者のために米の価格を安定させる、農家が安心して米作りができる、食料自給率を向上させる、そのためには、国が価格や流通を管理するほうがいいと思います。
米農家の時間給は、97円ということです。
生産者米価と消費者米価は、同じにすればいいと思います。(食料品の消費税を廃止して…)
自主流通米を含め、毎年作り過ぎるほうがいいと思います。
作り過ぎた米の利用方法は、いろいろあると思います。
今回、一部備蓄米が放出されますが、これまでは5年間保管してから飼料用などに売却されていました。
私も5年保管の古米を食べていた時期があります。
親父が亡くなったあと、専業農家さんに耕作委託していた田んぼの米32袋が運ばれてくるというので、専用冷蔵庫に残っていた十数袋の玄米を1袋(30kg)を4,000円で売りました。
その後、専業農家さんへの委託は止めて、無料で田んぼを使ってもらうことにしました。
しかし、新米32袋は姉や甥っ子に無料であげて、結局なくなるまでに5年かかりました。
玄米の状態で適温適湿管理すれば、数年は大丈夫だと思います。
しかし、5年目の古米は新米に比べて不味かったように思いました。
今回の米不足で、買い置きとか買いだめするとかいう人もいますが、精米したお米は劣化が早いです。
玄米で買って、家でその都度精米するほうが美味しいと思います。
私は下の製品の赤色を購入して、家で精米していました。
数年前に故障したので、またJAの精米機に行っています。
一昨日のGreenSnapの「今日の花」が馬酔木(アセビ)でした。
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