昨朝のテレビ番組で、トランプ関税に関連して、日本の米不足と高騰について論じていました。

 コメンテーターの人は、本当に農業のことを知らないなと思いながら観ていました。

 世の中のすべてのことをコメンテーターに期待するのが間違っているとは思います。

 しかし、テレビに出演して全国に放送されているのだから、もう少し勉強してくればいいのにと思います。

 米の問題では、消費者、生産者、食料安全保障の3つの視点があります。

 消費者の立場なら、米が安くて安定的に供給されればいいです。
 3年間、カリフォルニア米を食べましたが普通に美味しかったです。

 生産者の立場については、これまでに何度もブログに書いてきました。
 生産性や努力、工夫と言われても、日本の農業従事者の平均年齢は70歳に近いです。

 大規模農業、スマート農業と言われても、地理的条件で無理な田畑が多いです。
 儲からないので、若い世代で農業に従事する人は少ないです。

 一番需要な視点は、食料安全保障だと思います。

 食料自給率を高めるためには、農業従事者の収入が増えるようにしなければならないです。

 以前にも書きましたが、米は自由価格ではなくて、管理価格にすればいいと思います。

 そうすれば、農家は安心して米作りができます。
 その結果が、消費者への安定供給につながります。(下記【関連ページ】をご覧ください。)


 過日、トランプの相互関税は、「アメリカの終わりの始まり」と書きました。

 しかし、アメリカよりも日本の衰退のほうが心配です。

 G7の先進国で、日本の経済だけが停滞しています。

 日本は、食料も輸入、エネルギーも輸入、資源も輸入です。

 教育や基礎研究にお金をかけないので、科学技術の競争力も落ちています。

 インバウンドや外需だけに頼る国でいいのでしょうか?

 この30年、日本は内需を高めることをしなかった。
 そして教育や科学技術に投資しなかったので、そのつけが現在の衰退に繋がっていると思います。

 物価が高騰しているのに、収入の手取りが増えないのは、政治の責任です。

 今度の参議院選挙では、消費税減税が争点になりそうです。

 期限つきの減税ではなく、食料品については「永遠の0」でいいと思います。(先日、映画「永遠の0」を観たところです)

 アメリカに住んでいた時の州は、食料品は非課税でした。

 財源は、所得税の累進課税と大企業の法人税を見直せばいいです。

 企業献金を貰っている政党にはできないと思いますが…。

 いつも言っていますが、経済の勉強は苦手でした。





 昨日も畑仕事をしました。

 ジャガイモ畑の草むしり、追肥、土寄せです。

Before
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 草むしりと追肥は手作業、土寄せはカルチベーターと鍬でしました。

After
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 遅霜と鹿対策で、ネットを被せています。


 裏庭のビオトープに溜まった泥をすくい出しました。

Before
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 室内で冬越しさせた睡蓮(スイレン)をビオトープに戻しました。

After
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 メダカは、たくさん生き残っていました。

 
 畑のナガミヒナゲシの花です。

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 ナガミヒナゲシは、有害外来植物ということで、見つけたら駆除してきました。

 だいぶ、数が減ってきました。



【関連ページ】

(米の価格や流通は国の管理で)


(トランプの相互関税について)


(アメリカは食料は非課税だった)



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