新聞の発行部数が減っている新聞業界の斜陽についての解説本ではなくて、新聞記者を主人公にした小説です。
主人公は、紙の新聞の発行部数が減少している時代に、大手新聞社を辞めて父親が経営する地方紙の編集長として実家に帰ってきます。
帰ってきて間もなく、地元の市長が何者かに狙われるという事件が発生し、取材がはじまります。
推理小説というよりも、新聞記者の仕事内容や矜持に重点がおかれています。
小説のタイトル『ニュースが消える日』の意味が、結末で分かります。
私は十数年前に、長年購読していた新聞の購読をやめました。
その時、新聞販売店から電話があり、やめた理由を訊かれました。
特にないと言ったのですが、あの件が原因ですかと販売店のほうから言われました。
当時、私と同じ理由で購読をやめた人が多かったようです。
人権感覚のない新聞社に落胆しました。
この新聞社は、以前にもニュースの捏造がありました。
新聞記者は、自分の求めている記事を探しに取材に行き、見つけられなかったので捏造しました。
新聞購読をやめてすぐに、他の新聞の販売勧誘がありました。
1年契約で、新聞代2か月無料と焼酎6本サービスという言葉に釣られて、また購読することになりました。
その新聞も、実家に帰るタイミングでやめました。ちょうど1年間購読しました。
実家に帰って間もなく親父が亡くなりました。
親父が購読していた新聞3紙を解約しました。
少しして、JAが届けてくれる定期購読の『家の光』、お袋が飲まずに溜まってしまう配達の牛乳もやめました。
話がそれました。
ニュースバリューを求めすぎると、事実がボヤけると思います。
区長をしていた時、地区のイベントをローカル紙に掲載してもらうことが何度かありました。
毎年開催のイベントですが、必ず昨年との違いや改善点を訊かれます。
毎年同じや普通ではニュースにならないようです。
台風のニュースは被害の大きい場所、被害がない時は風雨が強く波の高い海岸から中継されます。
大型連休のニュースは、より日数が長いほうが大型らしいので、最大〇〇連休と報道されます。
お祭りも地元民だけでなく外国人を映し、正月や成人式は晴れ着の女性が映ったほうが華やかです。
常にニュースバリューを追い求めていると、大袈裟で過剰な表現になってしまうのかなと思います。
新聞や雑誌の見出しやタイトルもドギツイものが多く、詳しく読むと特に驚くような内容でないことがあります。
昨日、ほとんどのテレビ局の報道番組で、先週の国会の代表質問や予算委員会を取り上げていました。
どの場面を切り取り編集しているかで、局の意図が見えてきます。
公正中立な立場の報道は、もうすでに死語になっているような気がします。
昨年、アメリカ三大ネットワークの大統領選の偏向報道が話題になりました。
今回の自民党の総裁選は、テレビ局の予想と違う結果になりました。
ネット上では、偏向報道や印象操作だと指摘するポストが多かったです。
こんなことでは、テレビも早かれ遅かれ視聴者が離れていくと思います。
いっぽうで、ネットニュースがコタツ記事ばかりになるのも心配です。
高齢者ほど、新聞やテレビの影響を受けやすいということですので、気をつけたいと思います。
先日のブログにUPした小梅の枝のうろから出てきた何かの木の芽です。
小梅の他の枝を見たら、2か所に草が生えていました。
Googleレンズで調べると、コハコベと出てきました。
この梅の木は、私が子ども頃から、裏庭にありました。
枝は苔に覆われています。
樹齢が長くなると空洞ができてくるのかなと思います。
木のうろの古風な言い方は、うつほと言います。
一昨年、『うつほ物語』の全巻を読みました。
親子2人が暮せるうつほとは、どんなに大きな木なんだと思いました。
くまのプーさんも木の根元の空洞に住んでいたように思います。
アメリカで、大きな空洞のある木を見たような気がします。
【関連ページ】
(新聞はオワコンだと思う?!)
(『うつほ物語』を読んで…)
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